社会に安全と確実を。
そのために技術を磨き続ける。
創業から35年以上、私たちは様々な産業設備を支える金属部品の製作に携わってきました。
溶接・金属加工を通じて、耐久性・安全性を十二分に満たす確かな技術力をお客様に提供するのが、私たちの役割です。
これからも技術研鑽に努め、お客様から『技術の甲斐』として選ばれ続け、信頼いただけることを目指します。
異材溶接の達人。
その自負がある。
溶接の中でも難削材などの異材溶接は、甲斐製作所の真骨頂。
ステンレス、アルミ、銅、チタン、鋳物等、接合できる素材は材質を問わず製作を行っています。
当社の溶接品は、大型の自動車の組み立てライン、食品包装機器、ジェット燃料配管、火力発電所、ガスタンク、建材などに使用されていますが、このような製品は、あらゆるハードな環境に耐えられる耐久性や強度が必要とされます。
当社の熟練の溶接技師が、異材溶接における電位差や溶融点、熱伝導率などを見極めながら、正確かつ確実な溶接を行い、美しい外観(ビード)を維持。高品質を担保しながら、社会の安全に寄与します。
困難を引き受けるのも、
我々の仕事。
創業以来、当社は技術力でお客様から信頼を寄せていただきながら、これまで歩んでまいりました。
技術の力で、必ず手助けできることがある。少しでも可能性のあることは、断る前にやってみる。それが当社のスタンスです。
精密溶接や薄板などの特殊溶接においては、専用治具の開発や機械の更新、溶接設備の連結・カスタマイズなどを行いながら、顧客ニーズに応えてきました。
また、長年の溶接ノウハウを活かして、視点を変えた技術提案を行い、お客様の困りごとに伴奏しながら解決を図ります。
他社で断られたからといって、決してあきらめる必要はありません。甲斐製作所は『溶接の駆け込み寺』として、お客様の困りごとを解決いたします。
溶接のプロだからこそ
守備範囲を広げる。
当社では、製品用途やお客様のご希望に応じて、各種溶接に対応しております。
今後、産業の高度化が進む中、当社でも溶接における守備範囲を広げていく方針です。
近年では、ファイバーレーザー溶接設備を導入しました。これにより、超精密溶接が可能になるとともに、溶接に特化した会社として、更なる高みを目指すことができるようになりました。
次世代の職人が中心となり、薄板やアルミなどの難溶接に対する技術の習得や、溶接後の歪み抜き工数ゼロ化などに取り組んでいます。
「当時」を復旧させる力。
ライフラインに使用される部品などは、一度組み込まれると、滅多なことでは交換にならないため、数十年が経過し、図面が見つからないこともあります。
そのような場合も含め、現物からの図面トレース(リバースエンジニアリング)も引き受けております。
このような製品は、当時の熟練工の技術によるところが大きく、再現が難しいものも存在します。当社では、長年培ったノウハウにより再現を可能にするとともに、溶接・金属加工までワンストップで行うことができます。
また、再製品化の前に、市販品等に合わせた技術仕様の変更や機能追加などのご相談も承っております。